テコンドーの歴史

テコンドーは、韓国の武道として、古い歴史をもった日本の空手や合気道とは違って、1955年に発祥した、非常にモダーンな武道である思われている。しかし、本来の起原を辿って行くと、それは何千年前にまでも遡って行くのである。ほかのページにはテコンドーの基本概念がある
Kyeong Ju, Korea

現代のテコンドーの姿は、その前身と言われる「手博(スバク)」や「テッキョン」などが、韓国の文化と歴史とともに進化してきたものである。紀元前37年から紀元後66年の間ものと推定される古代の墓からの2人の男が武道対決をしている様子や型(以後、テコンドー型の前身となる)の壁画が発見されることで、その歴史の古さを証明したのである。

500年代頃の韓国には、ペクチェ、シーラ、コグリョの三つの王国が存在しており、各々テッキョンに類似な武道があったと見られている。一方では、525年にボドヒドハ−マの僧侶が中国の武道を集めてチャウンファを誕生させたのが、その起原であるという説もある。
 その後、三つの王国は統一シーラとして1つの国となり、当時シーラには「ワラングド−」と呼ばれる国家武士団があり、そこで使われた武術の1つが「手博(スバク)」であったと言われている。

Diamond Block

このようにして時代の流れによって徐々にその姿を磨いてきた韓国の武道は、近代には日本武道からの影響をも受ける中、1950年代に入り、テコンドーという進化した姿を整えたモダーン武道として生まれ変わったのである。

テコンドーは、1988年のソウルオリンピックで師範競技種目となり、2000年のシドニーオリンピックでは正式なオリンピック種目として認められ、今や世界的に注目されるスポーツの1つになりつづある。


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